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平成28年終了した勉強会

5月の木造トラス勉強会   「初歩の木造」
                  伝統木造の軸組は、鉄造やRC造とは違う独特の考え方があります。
                  そのちょっと知られてない最初からの考え方を説明したいと考えています。
 

              日時 5月19日(木)午後2時受付
                     2時15分開始~午後4時30分終了予定
              場所 ステュディオ新大阪
                   大阪市大阪市東淀川区東中島1-17-5
              費用 1300円+資料代(コピー代実費です。)てください。

6月の木造トラス勉強会   「つよい木造住宅のつくり方」         後援 兵庫県建築士会女性委員会木構造・木造住宅研究会
                  2×4構造は基準が多くて、木造軸組は『自由に設計出来る=自由に柱・梁を配置出来る』と間違った考えが

                  主流を占めるようになりました。伝統の木造の開放的な空間の自由さは、確固たる基礎の上に成り立った応用の連続です。                   木の性質を利用する軸組木造は、間取りと、構造軸組を切り離すことが出来ません。

                  間取りと構造である軸組の関係は一体で考えるべきなのです。木造のプレカット化が進み、軸組図をプレカット工場に委託

                  することが多くなりました。このことの弊害が現れつつあります。間取りのみが先行して決まり、それに合わせて軸組を配置し                  ても構造計算で何とかなるという思い込みを考え直して頂きたく、木造軸組の意外に知られていないルールを解説しながら、
                            設計士のための伏図の書き方、軸組の考え方
                  を昨年に引続き、時間も拡充して今年のテーマとして行います。木の性質のこと、軸組と面材の違いを知って頂き、

                  伏図の実習に主な時間をとって行います。

             日時        平成28年6月11日(土)午前10時〜午後17時00分頃終了予定
                          持ち物 赤鉛筆・蛍光ペン(あれば5色=赤・ピンク・橙緑・青)
                              お弁当・飲み物は各自準備下さい。
                            終了後、会場に残り懇親会します。(希望者のみ)
             場所        西宮市勤労会館
             費用        3500円/日 (資料代1500円含む)
                            懇親会に参加する人は、上記とは別に懇親会費1000円

        講師紹介

              西原誠助(にしはらせいすけ) 建築 ゆめ 工房 西原設計室
                 ・西宮市建築指導課勤務時、住宅金融公庫の設計・現場審査担当する。阪神淡路大震災では、軸組在来工法では多くの人命                  が失われたが、2×4工法には大きな被害がなかった事に注目、2×4の考え方を軸組在来工法に取り入れる「つよい木造住                  宅」を提唱。
 
              風明宏(かぜあきひろ) ㈱大和木材商会 プレカット部課長
                 ・最近プレカットの持ち込まれるプランに構造的な問題の多いものが目につくことを憂慮し、何とかしたいとの思いから設計者に                  もの申すことで有名

              飴村雄輔(あめむらゆうすけ)  株式会社 木匠 代表取締役社長
                  木材は樹種によって特性があり、それぞれ用途や使い方も違ってくる。木造住宅の上手な建て方も、この「木」を知ることから                   始めてほしい。これからの木造建築に携わる設計者にも、それを伝えていきたいと思い活動中。


 

7月の木造トラス勉強会   「木の話」「継手の話」
                  構造材に木を使えば木造である。と考えられていますが、伝統木造から出発した私達の考える木造の定義は少し違います。                   木を使っただけで木造にはならない、木の性質を最大限に生かして利用して初めて木造となる。と考えています。
                  木を利用する為には木の性質を知る必要があります。木の構造を組み立てる為には継手と仕口の原理とその役割を知ること                  も必要です。7月の木造トラス勉強会は、午前中に知ってるようで皆さんが知らない木の話を(株)木匠の飴村氏から伺いま                    す。午後からは木造軸組の継手と仕口の仕組みと力の伝達方法を実際の模型を使って解説します。補足として機械加工(プレ                  カット)との違いを考察して、軸組と継手の関係から伝統軸組の構造を考えるきっかけになればと考えています。
                  私達に伝統木造トラスを教えてくれた大工さんは一時(株)木匠で顧問として仕事を指導されていました。その当時に建てられ                  た建物で勉強会を行います。2階の床組は木組みの立体トラス、小屋はちょっと変わった組み方のトラスです。
                  (株)木匠さんは、材木店でもあり、「木の事なら何でもします。」をモットーに外構から木工から建物までの会社さんです。

                  会場となる建物も必見です。

              日時        平成28年7月20日(水)午前10時〜午後16時30分頃終了予定
                              お弁当・飲み物は各自準備下さい。
                              近く(徒歩範囲)にコンビニはありません。
              場所        大阪府 泉北郡忠岡町忠岡北 3丁目7-8
                             レストラン「桜」 の2階     駐車場あり。
                              最寄りの駅からは遠いので電車で来られる方は一緒に同乗して行きたいと思っています。
              費用        1800円/人(木造トラス研究所会員さんは1500円/人)
 

9月の木造トラス勉強会       「トラスの仲間斜材の話」~筋交・火打・方杖の意味と使い方~

                                          斜材は建物を強くもするし、建物を痛めるのに働いたりします。
                                          使うと強くなると思われて、安易に利用されていますが、実は使い方がけっこう難しいのです。
                                          本題のトラスの話の前にまず、斜材のことについて最低知って欲しいことを解説します。

 

                             日時 9月29日(木) 午後2時受付~午後4時30分終了予定

                  場所  「ISまちライブラリー」ウッドゾーン     

                                        大阪市中央区内平野町2丁目1-2 アイエスビル3階

                                          http://is-library.jp/

                           費用 1300円(会員様は1000円)+資料代(コピー代実費です。)

10月の木造トラス勉強会      「木組みのトラスとトラス」 ~日本のトラスと外国のトラス~
                     トラスの技術は外国からの輸入ですが、それを日本の中で消化し、日本独特のトラス技術の発達があります。
                     日本のトラスについて解説します。

                  「真束トラスと対束トラス」
                     真束トラス=キングポストトラスと、対束トラス=クイーンポストトラスの構造と使い方の違いについて
            日時 10月27日(木)  午後2時受付〜午後4時30分終了予定
            場所 ステュディオ新大阪 第一会議室
                 大阪市大阪市東淀川区東中島1-17-5
            費用 1300円(会員様は1000円)+資料代(コピー代実費です。)
11月の木造トラス勉強会  「基本のトラス」 基本(5間まで)のキングポストトラス図面の書き方。
                  納まりの詳細と解説
                    トラスの施工には原寸図の作成が欠かせません。原寸図を作れる設計図を描くことが設計には求められています。
                    この回では5間スパンのキングポストを例として基本の納まりを解説しながら図面の書き方を説明します。
 
            終了後、希望者で忘年会します。
            予算は3000円〜3500位の予定。当日精算です。

             日時 11月24日(木)  午後2時受付〜午後4時30分終了予定
             場所 ステュディオ新大阪 第一会議室 (予定)
                  大阪市大阪市東淀川区東中島1-17-5
             費用 1300円(会員様は1000円)+資料代(コピー代実費です。)
1月の木造トラス勉強会   「日本の三次元トラス~隅合掌」
                  「日本の三次元斜材~隅木」

                   日本の家は縦横の構成で筋交は外国から輸入されて考え方だと思われているようですが、
                   本構造に筋交を使わなかっただけで日本でも使われてきました。
                   二次元の斜材は仮筋交として棟上げの時に使われ
                   三次元での斜材は隅木として建物の強度を上げるために使われています。
                   この隅木があるので 塔は1000年以上そこに建ってることが出来るし
                                 社寺や民家などの伝統建物も長く今まで使い継がれているのです。 
                   その隅木の技術を利用したトラスが隅合掌です。
                   1月はこの三次元斜材と三次元トラスの隅合掌についての解説を行います。

         日時 1月26日(木)  午後2時受付〜午後4時30分終了予定
         場所 ステュディオ新大阪 第一会議室 (予定)
                大阪市大阪市東淀川区東中島1-17-5
         費用 1300円(会員様は1000円)+資料代(コピー代実費です。)
2月の木造トラス勉強会    「木造としての軸組の考え方」
                   合板(面材)という便利なツールの出現で 軸組としての軸の力の流れ方、木造としての木の使い方が
                   おかしくなってきていると感じています。
                   木の性質を利用した木造とは?軸組とは?というテーマの中で
                   木造としての
「梁」について解説する予定です。
          日時 2月16日(木)  午後1時30分受付〜午後4時30分終了予定
          場所 ドーンセンター 小会議室5
               
http://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.html
          費用 1300円(会員様は1000円)+資料代(コピー代実費です。)
3月の木造トラス勉強会 大工の道具「さしがね」の使い方
                大工の道具の“さしがね”が単なる「物差し」でなくて道具であることを知っていただく事を目的に
                実際の材木を使って墨付けも体験しての講座です。

                三次元斜材の墨木の説明と模型を参考に、差し金使って
                斜め45°の斜材に取り付く、母屋や垂木の切り口の出し方を実習します。


               今回の講座は、材木を準備しますので事前申し込みになります。
               申込締め切り 3月1日(水)
        日時 3月5日(日)  午後1時30分受付〜午後4時30分終了予定
        場所 関西木材工業株式会社内木材置き場
            大阪市浪速区塩草3丁目1番12号
        費用 2000円(会員様は1500円)+資料代(コピー代実費です。)
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